料理酒として赤酒が選ばれる理由

赤酒は、灰持という製法を使って醸造されたプロの料理人に愛されている料理酒(灰持酒)です。

是非、ご家庭でも料理酒「赤酒」の美味しさを味わってみませんか?

全国のプロの料理人に、赤酒が料理酒として使われるようになったのは口コミから

プロの料理人に料理酒として愛されています。

赤酒は、もともと熊本県内では庶民の酒として大部分が飲用に消費され、一部が調味用として使われていました。
赤酒が、県外で、料理酒として使われるようになったきっかけは、関西割烹系の調理師さんが熊本の料理屋に勤めていて、そこのおかみさんに勧められ、たまたま使ってみたことから。
その調理師さんはその良さに惚れ込み、東京の調理師会に持ち込んで紹介したことから、調理師会関係者の間で評判を呼び、東京の築地・銀座・赤坂等から赤酒の需要が盛んになり、これが全国に波及することになったものです。

あらためて気づいた、その仕上がりの良さ

料理酒

赤酒を料理に使うということは、昔の熊本の主婦には半ばあたりまえのことで、料理酒としてそれほど優れているということは、当社でも調理師さんたちに指摘されて初めて認識が新たになりました。
どういう風によいのか、聞いてみますと

  1. 肉や魚を煮て身がしまらない、つまり固くならない。
  2. テリがよく、さめてもテリツヤが落ちない。またアクのある野菜を煮ても色が変わらずきれいに仕上がる。
  3. 甘味のキレが良く、すっきりしている。
  4. 旨味が増す。
  5. 魚臭などの臭みをきれいにとる。
  6. 「煮切る」必要がない。

ということでした。

もっと多くの皆様に赤酒の味を楽しんでいただきたい。

現在赤酒は、全国のプロの料理人の皆様にご愛用頂くようになり、多くのお客様のお口にお届けできるようになったことを大変ありがたく嬉しく感じております。
しかし同時に、「もっと多くの皆様にこの味を楽しんで頂きたい」という思いもあります。
現在、スーパーや量販店で数多くの料理酒(調味料)が販売されています。
味も値段も千差万別、どれを選んでいいのか分からないというのが主婦の皆様の本音だと思います。
赤酒を使っていただけると、その違いをはっきりと感じていただけるはず。
味も香りも食感も見た目の美しさも他の料理酒とまったく違います。
一度、お試し頂ければ、プロの料理人が赤酒を選ぶ理由が分かります。

日本古来の酒造りの伝統を今に受け継ぐ「赤酒」は、その独特の製法により「上品な甘み」と「豊富な旨み」「特有の香り」、また酒類ではまれな「微アルカリ性」という特質をもっています。このためお料理に用いますと、みりんや他の料理酒にはない抜群の調味効果 を発揮します。
「料理酒 東肥赤酒」はこれらの特徴が最大限に生かされるよう、料理酒としてお料理専用に醸造したもので、このおいしさは、全国の専門調理師の方々や近年注目されている著名店でも高級料理酒として絶大なる評価をいただいております。

プロの料理人に料理酒として選ばれる3つの理由

1. ふっくら柔らかく

「魚の煮つけ」「すきやき(割り下)」に

”微アルカリ性”の赤酒は、他の料理酒とは違い、
素材のたんぱく質を固めずに仕上げることができます。
魚や肉の身を締めずふっくら柔らかく仕上げる
これが赤酒独自の効果です。

他の料理酒とこんなに違います!

赤酒と他の料理酒を使って、鯛や鶏肉を加熱調理し、切断試験を行ったところ、微アルカリ性の赤酒だけが、食感だけでなく数値上も他の料理酒に比べ、素材の身をしめず、柔らかく仕上げることがわかりました。

他の料理酒との比較表

2. 色鮮やかにテリ・ツヤ良く!

「野菜の炊き合わせ」「煮物」「煮魚」「照り焼き」に

”微アルカリ性”の赤酒を使うことで、
アクの強い野菜等を煮たときも色鮮やかに
仕上がります。また仕上がりのテリ・ツヤはもちろんのこと、
冷めてもテリが落ちにくいのも赤酒の特徴です。

3. 上品でキレのよい甘み!

甘みが必要な「煮魚」や「煮物」に

米こうじが生み出す上品で切れの良い甘みが、
しょっぱさや酸っぱさのカドをとり、
まろやかな味わいに仕上げます。
また煮魚などでも、砂糖を少なめにして
赤酒で甘みをつけると、その差は歴然です。

 

4. 豊富なうま味

いろいろな料理の「かくし味」、「つゆ」や「だし」にも、

日本酒と同様の醗酵過程で生まれる各種の
旨み成分(アミノ酸)が、素材の味を引き立てながら
コクを与え、味の深さと広がりを作り出します。

うま味成分が豊富に生み出される理由!

赤酒は、うるち米を原料に、糖化と醗酵が同時に進行する日本酒と同様の工程で醸造されます。あまり精米していない米を原料にし、これを糖化・醗酵させることで、米が持つ豊富なたんぱく質から、各種のアミノ酸が醸し出されます。
これら各種のアミノ酸は、15種類以上にのぼり、いろいろな「うま味」を生み出します。
また米のこうじ(麹)から醸し出される、上品でキレの良い甘み成分が、うま味と渾然一体となり、料理の味に広がりと奥深さを与えるのです。

5. 味よく香りよい仕上がり

発酵により醸し出されたアルコール分が、旨味や甘みを
素材の中にまんべんなくしみこませ、アルコールと
独自の製法により醸し出された成分が、
魚や肉の素材の生臭さも取り去ります。

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