オシャレでおいしい、ご当地カクテル
ほんのり赤酒の甘さとトリスのすっきり爽やかなハーモニー
お正月にはお屠蘇としておなじみの「東肥赤酒」。
肥後の御国酒として、熊本では庶民の酒として愛飲されてきた「東肥赤酒」は、今日まで熊本人にとって特別なお酒であると同時に、大変馴染みの深いお酒です。
そんな熊本を代表する赤酒を使ったご当地カクテル第2弾「熊本ハイボール」のご紹介です。
ハイボールといえば、CMでおなじみのトリス。サントリーウィスキー トリス<エクストラ>と東肥赤酒を使って、ご家庭でも気軽においしいご当地カクテルをお楽しみいただけます。
ほんのりとした赤酒の甘さとトリスのすっきり爽やかなハーモニーは、団塊世代の方々にはもちろんのこと、若者世代やウィスキーが苦手な女性の方へもおすすめの、とても飲みやすい新感覚のハイボールです。
幼い頃に味わったお屠蘇を思い出すような、どこか遠くなつかしさを感じられる「赤酒ハイボール」。赤酒と聞いて、とても甘いイメージをもたれる方も多いでしょう。また、お屠蘇や御神酒といった伝統的な固いイメージが強かったり、料理酒として広く親しまれている赤酒のイメージを、いい意味で覆す(期待を裏切る)ような新しい赤酒の楽しみ方に、さらなる魅力を感じていただけることと思います。
来春政令指定都市として新たに生まれ変わる熊本市を一丸となって盛り上げるべく、熊本オリジナルのご当地カクテルとして、また赤酒をより身近なものとして多くの方々にお楽しみいただければ幸いです。
熊本ハイボールのつくり方
■ 材料
- 東肥赤酒・・・45ml
- サントリーウィスキー トリス<エクストラ>・・・30ml
- ソーダ・・・75ml
■ 基本の作り方
- 東肥赤酒、トリス<エクストラ>、ソーダ、グラスをあらかじめ冷蔵庫で冷やしておく。
- 氷を入れたグラスに、東肥赤酒&トリスを注ぎ、マドラーで軽く混ぜる。
- そこに、ソーダをグラス縁(ふち)を沿うよう静かに満たし、マドラーで縦に一度だけ混ぜる。(赤酒:トリス:ソーダの割合は、1.5:1:2.5)
- お好みで、ライムを添えてどうぞ。
■ ワンポイント
おいしい熊本ハイボールの大事なポイントは、混ぜる回数。混ぜすぎないことで、炭酸の爽やかな味わいを存分にお楽しみいただけます。
また、甘さを抑えたいときは、赤酒とトリスの割合を逆にして、すっきりとした味わいを楽しみたいときは、ソーダの量を多めにして、お好みの熊本ハイボールをお楽しみください。
ライムやレモンなどをプラスしたり、ベースとなるウィスキーを代えてみたり、いろいろなアレンジをお試しいただき、お好みのおいしい作り方をさがしてみてください。
『bar lente』隅田さんの作り方
(※上記作り方1同様、あらかじめ準備をしておく)
1. 氷を入れたグラスに、1/6または1/8にくし切りにしたレモンをしぼり、トリス、ソーダの順にグラスに注ぎ、軽くまぜる。(※しぼったレモンはそのままグラスへ)
2. そこに、東肥赤酒を最後に注いでマドラーで軽く混ぜてできあがり。
プロからのアドバイス
さらにおいしく楽しむポイントは、赤酒を最後に入れること。赤酒の比重が高いことから、最後に入れた方が全体が混ざりやすくなります。