屠蘇散(お屠蘇の袋)の中身は?
屠蘇散の散とは、本来は粉にした薬のことですが、一般の屠蘇散は漢方に用いられる植物を粉にしたもので、基本の5種類は、キク科の多年草オケラの根を乾燥させた「白朮(びゃくじゅつ)」、秋の山野草「桔梗(ききょう)」、クスノキ科の常緑樹カシアの樹皮及び根皮を使う「桂皮(けいひ)」、ミカン科の低木「山椒(さんしょう)」、日本には自生しない、中国産の風邪を防ぐ植物「防風(ぼうふう)」。その配合は製造元によって異なります。東肥赤酒に添付の屠蘇散は、屠蘇の基本配合をふまえたうえで赤酒の風味に合うように、特別に調合したものです。